2022.4.12
利用サービス:
業種:IT
従業員数:51名~500名

<取材にご協力頂いた方>
BEENOS株式会社 HR室 室長 中野 貴登様(右)
BEENOS株式会社 HR室 長江 綾子様(左)<法人プロフィール>
名称:BEENOS株式会社
設立:1999年11月25日
URL:https://beenos.com/
事業内容:国内外における各種Eコマース事業

今回は、国内外でEコマース事業を手掛けられている、BEENOS様にインタビューをさせていただきました!

BEENOS株式会社は、国内外における各種Eコマース事業を行っているグループ会社のコーポレート部門になっており、各グループ会社のバックオフィス機能を請け負っています。
グループ会社の事業内容はエンターテイメント事業やお酒の買取、ブランド品の買取など多岐に亘ります。中でも最も売り上げの高い会社がtenso株式会社です。『Buyee(バイイー)』というサイトを通して海外のユーザーが日本の商品を簡単に購入することができ、安心も担保できる越境ECサービスです。
その他、ユーザー様にご自宅にある品物や資産を送っていただき査定をするサービスを拡充しており、お酒買取の専門サービスである「JOYLAB」やブランド品の宅配買取サービス「ブランディア」ではコロナ禍を契機に利用者様が大きく増加し、大変好評を頂いています。
利用したことのないサービスに大切な商品や資産を送るハードルは高いと感じられるユーザー様は未だ多く、「送ったものが本当に戻ってくるのだろうか」「高価なものを送るのは不安」と感じていらっしゃる方がいる一方で、ご自身のコレクションの資産としての価値を知りたいユーザー様の弊社グループ企業のサービスに対する需要も高いです。このようなユーザー様のご要望に応えるため、深夜24時まで対応可能なLINE査定の導入や現状の市場価値を知ることができるアプリケーションを提供するなど、日々サービスの改善に注力して高い成長率を実現しています。
サービスの改善を継続し、成長を遂げていらっしゃるとのことで、見習うべきところが多い企業文化です。
【中野様】
私はHR室という部署の室長を担っています。業務の内容は労務・総務周りの業務の統括管理をしています。比重でいうと労務管理のほうが多く、労働問題や事業拡大のためのM&A、新規事業の立ち上げなどのイレギュラー案件に携わることが多いです。
【長江様】
私は、HR室という部署で総務部門に所属しています。特に、会社の物品の管理を主に担っており、社員が快適に過ごせるよう業務にあたっています。会社に届く荷物の管理も私がメインで担当しています。
統括管理として私(中野様)、労務に3名、総務に2名、いちご農園に3名の計9名所属しています。いちご農園と聞いて驚かれるかもしれませんが、それぞれの役割については少し複雑です。HR室の仕事は労務・総務の2つに大きく分かれます。そして、この2つとは別に、障がい者雇用枠で採用した方たちが働いているいちご農園があります。
いちご農園では、障がい者雇用で入社された方たちが埼玉県にある農園でいちごを育てています。ここで作ったいちごは、市場では3,000〜4,000円程する高価なものですが福利厚生の一環として従業員に約1,000円程度と安価で販売しています。従業員が購入したいちごは従業員の自宅に届けられ、今年の1月だけで70箱も売れています。
また、販売をするだけでなくお子さんがいる従業員は希望すれば農園でいちご狩りを楽しむこともできます。

障がい者雇用や福利厚生の充実など様々な取り組みをされているのですね。いちご農園はとてもユニークな取り組みで大変興味深いです。
コロナ禍でリモートワークが進む中、総務の業務においてはリモートでできる仕事が限られており、出社せざるを得ない状況でした。とはいえ、出社による感染のリスクも無視することはできず、総務の仕事をどうにかしてリモート環境でできないかを模索していました。
中でも、最も負担が大きかったのは電話と郵便に関わる業務です。電話を取るため、郵便を受け取るためだけに感染のリスクを抱えて出社している状況でしたので、まずはこの2つをどうにかしようということになりました。
電話は受電代行の会社に外注することにしたのですが、郵便も外注できないかと色々調べたところ、トドケールさんと他社サービスが見つかりました。見つけた2社を比較した結果、他社は定型的なサービスを提供するのみだったのに対して、トドケールさんはコスト面や細かい要望を聞いてくれるという点に魅力を感じ、トドケールさんが提供する「クラウドメール室」というサービスを利用しようということになりました。
もう一点、投資という観点から選定したというところもあります。
BEENOS株式会社としても投資事業を行っているので、我々はサービスがどのように作られていくかを熟知しており、それが次の世界に必要となるサービスなのかを判断する事にも長けています。ITサービスが目まぐるしく排出される中において、良いものを見極めて積極的に自社に取り入れていく「他社サービスへの投資」が自社のプロセスを効率化する上でとても大事になっています。弊社では良いサービスが成長する段階で積極的に導入する事によって、一緒にさらに良いものを作りあげていくという姿勢でサービスを選定していることがポイントです。
サービスの将来に可能性を感じていただいたとのことで大変光栄です。BEENOS様は様々なサービスを先んじて採用されている印象がありました。お話を聞いて納得いたしました。
以前までは会社に荷物が届くと都度お知らせを送っていましたが、導入後は「クラウドメール室」で対応していただけるので、通知する作業が大幅に減りました。また、長らく受け取られない滞留している荷物に関しても、リマインダーの活用やSlackとの連携による通知がされることより当初と比べると大きく減ってきています。
郵便物や荷物の受け取りをする従業員にも好評です。家にいても、自分宛ての荷物が会社に届いたことを把握できるだけでなく、「PDFにして受け取る」という選択をすれば、自宅からでもPDFという形式で郵便物の中身を確認できるので、以前までのようにオフィスに郵便物や荷物を取りに行く必要がなく、とても楽になったという声があがっています。

会社としての目標はグループにおけるEコマースサービスの流通総額1,000億円を達成することです。HR室としてはさらなる業務の効率化を目指しています。例えば、入退社手続きや給与計算などの当たり前な仕事をもっと簡単にしていかなければならないと考えています。メール1つにしても、何十万円の給料をもらっている人材がメールの本文を入力する必要があるのか、送信ボタンを押す必要があるのか、このような作業はロボットでいいのではないかと考え、データ入力や入社連絡等の業務はAPI連携で自動化しました。
業務効率化においても戦略的な視点を持ち、人間がやるべき付加価値の高い仕事は何かを見極めてその業務に注力していくことで提供するサービスの品質が向上し、その結果として流通総額1,000億円を達成できると考えています。
また、人材を管理をするマネジメントの視点では、AI化が進む昨今、労務・総務の人材がそれまでの業務の経験だけで提供できる価値は低いと考えています。そのため、HR室として、これからの人材には+α(プラスアルファ)の付加価値が必要だと思っており、現在活用している業務自動化のためのAPI連携は、通常であればシステム担当に依頼すべきことではあるのですが、労務の人たちでイチから作り上げたものです。このように、労務×開発のように、これまでの業務に+αの業務ができる人材を育てていくことを目指しています。
精神的な人事・人材育成方針ですね。DX(デジタルトランスフォーメーション)の時代における新しい人材育成の形がすべての業務を効率化する企業文化を支えていると感じました。今後の成長にも期待しております!
本日はありがとうございました!
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