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郵便物の紛失事故はなぜ起きる? 見落とされがちなリスクと対策

更新日:

2025/12/17

企業はサイバーセキュリティに莫大な投資を行っています。しかし、最も古典的な情報の運び屋である「郵便物」の管理は、今も担当者の記憶と手作業に頼っていませんか?

それは「見えない」「追えない」「証明できない」という、監査で説明のつかないブラックボックスを社内に抱えているのと同じです。本記事では、実際に公表されたインシデントをもとに、郵便物管理に潜むリスクとその対策を整理します。

どんな人向けか?

  • ISMS・内部統制の担当者で、「郵便物管理が監査に耐えられるか」に不安を感じている人

  • 総務・管理部門で、紛失が起きたときに「社内のどこで消えたか」を証明できない状態に危機感を持っている人

目次

1.公表事例が示す、オフィス郵便物が抱える2つの"消える"リスク

1-1:物理移動が招く紛失リスク

ケース①:拠点間の輸送中に届かなかった

大和リビング株式会社では、支店宛にレターパックで郵送した顧客情報を含む書類が、輸送の過程で行方不明になりました。調査を行っても発見できず、重要書類を完全に紛失しています。

参考:https://scan.netsecurity.ne.jp/article/2021/12/22/46856.html

オフィス間であっても、物理的に書類を動かす以上、紛失の可能性はゼロにはなりません。発送した瞬間から届くまで、所在の把握は届け先の確認に頼るしかない状態です。

どう防ぐか?

物理輸送そのものをやめる方法があります。BPOサービス「クラウドメール室」で郵便物を受け取り、届いた書類はその場でスキャン。PDFデータとして共有すれば、輸送中に紛失するリスク自体がなくなります。

1-2.授受の記録のない内部紛失リスク

ケース②:届いたはずの書類が、社内で消えた

これは公表事例ではなく、どの会社でも起こりうる典型的なケースです。

総務担当者がAさん宛の書類を受け取り、Aさんのデスクに置いた。しかしAさんは長期休暇中。その間に清掃や別の社員が誤って廃棄してしまった...。Aさんが出社したときには書類は見当たらず、「届いた記録」も「渡した証拠」もないため、社内のどこで消えたのか誰にも分かりません。

「机に置きました」だけでは、あとから問われたときに何も説明できません。届いてから本人の手に渡るまでの記録がないことが、リスクの原因です。

どう防ぐか?

「トドケール」では、届いた郵便物を写真付きでその場で登録できます。届いた時点でSlackやTeamsに自動通知が届くので、受取人は届いた書類の存在をすぐに把握できます。受け渡し時には電子署名を取得し、「いつ・誰が・何を受け取ったか」が記録として残ります。紛失が起きても、どこまで届いていたかを追跡できる状態になります。

2.【ISMS/内部統制 担当者様向け】郵便物ガバナンス・リスク診断

以下の4項目を確認してみてください。1つでも「No」があれば、有事や監査の際に説明がつかない可能性があります。

① 資産としての管理 届いた郵便物を「情報資産」として扱い、届いてから受け渡し完了まで追跡できる台帳がありますか?

② 受け渡しの証跡 「いつ・誰が・どの郵便物を受け取ったか」を、署名など客観的な記録で証明できますか?

③ 紛失時の追跡手段 社内で紛失が疑われたとき、原因の特定や所在確認を行う仕組みがありますか?

④ 属人化の排除 郵便物の管理が、特定の担当者の記憶やスキルに依存していませんか?

3. インシデントを「仕組み」で防ぐ方法は?

トドケールは効率化のためだけのツールではありません。郵便物という"管理されてこなかった領域"に、記録と追跡の仕組みを入れるためのサービスです。

  • 拠点間の輸送で起きる紛失 → 「クラウドメール室」で届いた書類をスキャンし、物理輸送をなくす

  • オフィス内で起きる紛失・行方不明 → 「トドケール」で届いた瞬間から受け渡しまでを記録する

これにより、先ほどの4項目はすべてクリアできます。「担当者が気をつけている」ではなく、「仕組みとして記録が残る」状態をつくれます。

4.郵便物管理は、コストではなく備え

一度の紛失事故で失う信用を取り戻すには、金銭では測れないコストがかかります。トドケールの導入は、月額数万円で「説明できる状態」を維持するための備えです。

あなたの会社の郵便物管理は、「大丈夫」と言い切れますか? 「総務が気をつけているから」ではなく、「仕組みがあるから説明できる」と言える体制かどうか、一度棚卸ししてみてください。

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