更新日:
2024/4/12

新型コロナによって仕事の風景は変わり、在宅勤務は日常となりました。しかし、「ご自宅には仕事の環境が整っていないため効率的に作業できない」と感じられる方もいらっしゃると思います。
そんな方には、ご自宅の一角に仕事向きの環境を提供するアイテムを揃えられることをおすすめしますが、どうせなら買ってよかったといえるものにしたいものですよね。
今回の記事では、在宅勤務の環境を改善する「買ってよかったアイテム」をご紹介します。
おすすめの「買ってよかったアイテム」といっても、お仕事の内容、ご自身の趣味趣向などによって最適なものは異なるはずですので、全員に適した最適な環境を用意することは難しいと思います。まずはご自身の仕事の内容を確認し、最適と思われる在宅勤務環境はどんなものかを考えたうえで、必要なアイテムを購入することをおススメします。
その前提で、筆者が買ってよかったアイテムをご紹介します。
本格的に在宅勤務の環境を整えたい方は、まずPCデスクを見直しましょう。注目すべき点は、机の高さは変えられるか、天板の広さはどれくらいあるか、の二つです。
デスクの高さが固定されているものより、可変のものが望ましいです。ご自身の体格に最適な高さに合わせるのが簡単だからです。ご自分の身体に合っていないと思われる場合は、踏み台を用意するなどの工夫が必要になります。
長時間座りっぱなしの仕事の場合は、スタンディングでも作業ができるデスクを考えてもいいかもしれません。長時間座りっぱなしだと、いわゆるエコノミークラス症候群のリスクが高まります。また、1時間座り続けると余命が22分縮まるという研究データもあります。
参考:テレ東プラス「1時間座り続けると余命が22分縮まる! ❝座りすぎ❞のリスク
部屋にスペースがあまりないので、PCデスクはコンパクトにしたいが、資料やプリンターなどを1ヶ所にまとめて置きたいというニーズもあるでしょう。
天板の大きさも、仕事内容によっては重要になってきます。資料を沢山広げたり、モニターを複数枚並べたりする必要があり、かつ、部屋のスペースにも余裕があるならば、L字型の大きなデスクを考えてもいいかもしれません。
まずは、昇降式デスクのおすすめです。
●ERGOMAKER 電動式昇降デスク スタンディングデスク
天板のサイズ:幅120cm×奥行60cm、高さ:72~122cm。
電動式の昇降デスクなので、ボタンを押すだけで立ったり座ったりが切り替えられます。コントローラーは希望の高さを記憶でき、矢印ボタンを5秒間押し続けるとチャイルドロックができて安全です。
電動式の昇降デスクの平均的な価格は通常4万円前後ですが、ERGOMAKER電動式昇降デスクは25,580円(Amazon、2022年11月現在)とお手頃です。Amazonに寄せられた口コミも悪くありません。
天板のサイズ:幅88cm×奥行41.5cm
今使っている机を有効利用したいという方は、卓上型の昇降デスクはいかがでしょうか。「FLEXISPOT 卓上スタンディングデスク」の上段の天板はU字型にくり抜いてありますので、上段にモニター下段にノートPCを置くことができます。
下段の天板は取り外すことができ、手元をすっきりさせて資料などを置くということもできます。組み立ても簡単で、下段の天板を差し込んでロックするだけです。昇降デスク1台を買うより安く、18,700円(Amazon、2022年1月現在)です。
次はコンパクトでありながら収納に優れているPCデスクをご紹介します。
デスクのサイズ:幅100cm×奥行60cm×高さ120cm
立ち歩かなくても、手を伸ばせば必要なものに届くので、仕事の効率化に役立ちます。
ケーブルホールがありケーブル類をすっきりまとめることができて、価格は8,250円(Amazon、2022年11月現在)です。お部屋に余裕があり、『資料をたくさん並べたりパソコン以外にモニターを2枚並べたいので広い卓上スペースが欲しい!』と思われる方はL字型のPCテーブルを選択肢に入れられてはいかがでしょう。
デスクのサイズ:(幅128.8cm×奥行48cm)×2×高さ72.5cm
デスクの表面はテクスチャード加工がされていて、滑り防止、傷防止の効果があります。
収納に役立つアクセサリーも様々なものが同梱されていますが、キーボードスタンドは取付用の穴があけられているものの別売りです。価格は9,999円です。
どんなデスクチェアを選ぶかは慎重に考えましょう。特に長時間デスクに就いて仕事をされる方は、選び方によっては健康に影響してくることもあるからです。
また、お部屋の雰囲気によってはデスクチェア選びの選択肢が変わってくることもあるでしょう。
デスクチェアには、背もたれの高さによって、肩甲骨の下までを支えるローバックと肩甲骨より上まで支えるハイバックがあります。
ローバックのデスクチェアは背もたれが低く、長時間の集中してする作業には向かないと思われがちです。しかし、キーボードを利用するだけではないデザインなどの作業をするような場合には背もたれがないローバックは動きやすく、おススメと言えます。また安価なタイプが多く、とりあえず椅子が必要ということであればお求めやすいと思われます。
一方、ハイバックのデスクチェアは身体を包み込む感じがあって疲れにくく、長時間のデスクワークにはローバックよりもおススメです。
ハイバックには、リクライニングできるものできないもの、アームレストがついているものついていないもの、それらを細かく調整できるものできないものとバラエティに富んでいますが、機能の追加によって価格も変わってきますので予算との相談になります。
また、背中から腰にかけてのS字カーブをサポートするランバーサポートがついているデスクチェアもあり重宝しますが、ご自分の身体に合っていない場合は効果が薄れます。高さ調整ができるものもありますので、できれば調整できるものが望ましいです。
まず、予算的には低価格でありながら機能的にも申し分のないデスクチェアをご紹介します。
●オフィスコム オフィスチェア パソコンチェア メッシュ 腰当て付き ひじ無し グリーン チャットチェア
素材はメッシュなので蒸れにくいです。抜け感があって圧迫される感じはありません。座面のクッションに高密度のウレタンを採用しており、腰から上のS字カーブをサポートするランバーサポートにウェービングベルトも装備されているので、長時間座っていても疲れません。
座面の高さは39cmから49cmまで調整できますので、小柄な女性でも足の裏を床につけて座ることができます。
これも素材はメッシュです。足置きがついており、座面の高さ調節、ヘッドレストの上下調節、アームレストの上下調節、130°までのリクライニングの角度調整が可能です。
腰と背中の曲線にフィットして快適なサポートを提供、腰から上のS字カーブをサポートするランバーサポートが装備されており、位置の調整が可能です。
長時間座っても座っても疲れないことを目指したゲーミングチェアは、在宅勤務にも人気です。高反発面クッション、高さ調節機能、リクライニング機能、オットマン装備などにより、快適な作業空間を提供します。素材のPUレザーは高級感を演出します。
仕事の効率を上げたいとき、買ってよかったと思えるものにPCモニターがあります。在宅勤務では自分の仕事に合わせて最適なものを選べるので、一層効果があがります。
在宅勤務には会社支給のノートPC1台あればいい、と思われる方もいらっしゃると思いますが、大きな画面で作業する快適さは格別です。また、PCモニターに資料を表示させ、手元のノートPCで作業するというスタイルは仕事の効率化に役立ちます。
PCモニターといっても様々なものがありますので、仕事のスタイルや目的に合わせて選びましょう。
最も一般的な画面の大きさが24インチ、そのサイズのおすすめな解像度はフルHD(1920×1080pixel)のモニターです。
解像度は、他にもWQHD(2560×1440)、4K(3840×2160)などがありますが、解像度が上がるほどピクセルが細かくなります。グラフィック・デザインなどの用途でなければ、フルHDで十分見やすいでしょう。
ノートPCなどとの接続には、HDMIやUSB Type-Cが付いているものを選びましょう。現在のPCには、このうちのどちらか、あるいは両方が付いているものが多いです。
アイ・オー・データの23.8型モニターはADSパネルを採用しています。これは上下左右178°の高視野角で、色やコントラストの劣化がなく、画像を鮮やかに映し出します。接続端子はHDMI。ブルーライトを低減する「ブルーリダクション2」機能もあり、目の疲れを軽減します。
スピーカーも内蔵していますので、ちょっと音声を聞きたい場合にも、手軽に対応できます。
在宅勤務中でもリビングや自分の部屋など場所を変えながら作業をしたい方には、手軽に持ち運べるモバイルモニターはいかがでしょうか。アイリスオーヤマ モバイルモニターは、モニター本体だけで550g、カバーをつけると1100g程度です。
接続端子はmini HDMIとUSB Type-Cの両端子を装備。USB Type-Cに接続する場合は、電気はPCから供給しますので、本体に電源ケーブルを接続する必要がありません。安価なモバイルモニターには接続端子とは別に給電しないといけないタイプも多いので選ぶ際には注意が必要です。
ノートPCにウェブカメラが内蔵されている場合、改めて外付けのウェブカメラを購入する必要はないと思われがちです。しかし、仕事に使う場合には外付けウェブカメラをご用意された方が良い場合があります。
内蔵のウェブカメラは機能的に劣る場合が多く、顔がアップになりすぎて相手に圧迫感を与えたり、ホワイトバランスが悪すぎて顔色が悪く見えたりすることがあり、相手にマイナスの印象を与えるかもしれません。特に相手がクライアントの場合には少しでも印象を良くするために注意したいポイントです。
ウェブカメラを選ぶときに主な評価軸となるものに、「解像度」「フレームレート」「画角」「焦点」があります。
解像度=画像をどれくらい細かいところまで表現できるか
フレームレート=動きのある映像の場合、どれだけ滑らかに動きを見せられるか
画角=どれだけ広角(広い範囲)を映せるか
焦点=焦点の合わせ方が、固定式なのかオートフォーカスなのか
在宅勤務では、ひとりで一か所にとどまって作業をする、という場合が多いのではないでしょうか。そうすると解像度と画角を優先し焦点は次点と考え、動きを滑らかに見せるフレームレートはあまり関係ないように思えます。もちろん動きのある映像をYouTubeなどに配信するなど、多目的に使いたい場合にはフレームレートも考える必要があります。
ウェブカメラの解像度には、HD(720p)、フルHD(1080p)、4K(2160p)の3種類があります。ウェブ会議などに使う場合はHD程度でも大丈夫ですが、主流はフルHDになっています。フルHDですと髪の毛まで鮮明に映りますので、鮮やかさが増します。
4Kですとより鮮明になりますがデーター量が多くなり、回線に負荷がかかりすぎて映像が途切れる可能性もありますので、おすすめしません。
画角も重要な要素です。画角が狭いと顔がアップになりすぎて相手に圧迫感を与えかねません。一方広角すぎると、必要以上に自宅の様子が映り込んでしまうので、プライバシーの面からあまり良くありません。
一般的にはカメラから70cm位離れた位置で鎖骨から上が自然に映るのがいいでしょう。具体的には60~75度くらいがほどよいといえます。
ウェブカメラでは、焦点がオートフォーカスのものと固定式のものがあります。顔だけを映したり書類を見せたりというように、頻繁に焦点が変わるような使い方をする場合にはオートフォーカスが最適です。しかしそのようなニーズはなくて、できるだけ低価格で抑えたいという場合には、固定式でもいいでしょう。
もう一つ重要な評価軸に色味があります。多少赤みのある生き生きとした顔色が望ましいですが、購入したウェブカメラが望みの顔色にならないという場合があります。
色味を調整するアプリをダウンロードできる製品であれば自由に調整ができます。またZoomなどのウェブ会議ツールは、アプリ自体に色味を調整する機能があります。フリーソフトでも色味を調整するソフトが存在しますが、マルウェアの可能性もありますので、導入する際には注意してください。
その他、マイクが内蔵されているか、内蔵されているならノイズリダクション機能は必要か、設置方法はクリップ式か三脚取り付け型か、スピーカー内蔵か、カメラ部を覆うシャッタ―付きかなども目的によっては評価の対象になります。
高価なものもありますが、比較的低価格でパフォーマンスの良いウェブカメラを選びました。
フルHD(1080P)で画角が70度。Amazonの口コミでも最高評価です。使わないときにはレンズ部を隠すカバーがついており、装着すると自動的に電源が切れます。
照明条件に合わせて光の状態を自動的に微調整するので、薄暗いところでも明るい画像になります。専用の色調整アプリをダウンロードすることもできるので、好みの色に変更することも可能です。マイクは内蔵されており、ノイズキャンセリング付きです。
焦点は固定式です。書類を見せるときなどはカメラからの距離を測る必要がありますが、解像度が高いのでそれほど不鮮明にはならないということと、オートフォーカス特有のタイムラグがないことは利点です。
フルHDで画角が95度。画角が広すぎると思われる方は、三脚穴がついているので、ミニ三脚をとりつけてモニターの前に置き、画角を調整することもできます。マイクは内蔵されており、ノイズリダクション機能付き。焦点はオートフォーカスです。
盗難防止カバーがついているので、うっかりカメラを消し忘れてものぞき見を防げます。画像も鮮明で価格が1,800円(Amazon 2022年1月現在)と低価格なので、コスパが良いです。
在宅で仕事をする際に便利なのがスピーカーです。BGMや環境音を聞きながら作業したいときに活躍しますし、ウェブ会議ではヘッドセットを装着するわずらわしさから解放されます。
ウェブ会議にも使えるスピーカーですから、相手の音声がクリアに聞こえることは最低条件です。そのうえでBGM用にある程度迫力のある音が出ることが望ましいでしょう。机周りをすっきりさせるために、コンパクトで周りのインテリアにもなじむデザインだと、なお良いです。
USBで接続するタイプのスピーカーです。マイクは内蔵されていないので、マイクが内蔵されているウェブカメラかマイク付きのヘッドセットを用意する必要があります。ただし、マイクを内蔵していないウェブカメラは、あまり多くありません。
声がクリアに聞こえ、BGMを流す場合も重低音の効いた奥行のあるサウンドを得られるスピーカーです。
デザイン性にも優れていますが価格も低く抑えられていて、コスパも良いです。
PCが2台あってモニターやプリンターなどを共用したいとき、必要なアイテムが切替器です。一時的な在宅勤務の場合、購入価格はできるだけ抑えたコスパの良いものをお求めだと思いますので、ニーズに合う手動切替器をご紹介します。
在宅勤務の場合、PCは会社から支給されると思いますが、ご自宅には私物のPCをお持ちの方も多いと思います。そこで、すでにお持ちのプリンターやキーボードなどを共用しようとすると、使用するPCを替えるたびにケーブル類を抜き差しすることになり、非常に面倒です。
そこで活躍するの切替器です。手動であればスイッチングの面倒はありますが、価格を抑えることができてコスパは良いです。
はじめに、2台のPCでUSB機器を切り替えられる手動切替器をご紹介します。
2台のPCでプリンター、マウス、キーボード、ハードディスク、USBハブなど、4台のUSB機器を共用できます。価格も2,599円(Amazon 2022年1月現在)と低価格ながら、USB3.0に準拠し、スイッチひとつで遅延なく切り替えることができます。
こちらは2台のPCで2台のUSB機器と1台のモニターを共用できる切替器です。在宅勤務で会社から支給されるPCはノートPCが多いと思いますが、大型のモニターに接続して作業する方が効率は格段に上がります。私物のモニターを自宅PCと共用する時、モニターがHDMI接続の場合は、こちらを選択すると良いと思います。
普段であれば会社に行くことで気持を切り替えて、テキパキと仕事をされる方でも、在宅勤務となると、なかなか思うようにモチベーションが上がらないこともあります。
在宅勤務を快適に作業し、就業時間内で1日の仕事をすっきり終わらせるために、少しの投資で作業環境を整えられてはいかがでしょうか。
今回の記事では、アイテムを厳選し、買ってよかったと思えるものをご紹介しました。少しでもお役に立てれば幸いです。
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