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テレワークに必要不可欠なセキュリティ対策とは?理由と方法を解説

更新日:

2024/4/16

現在新型コロナウイルスの影響もあり、テレワークを導入している企業が多くなってきています。オンラインで仕事が行えるテレワークですが、セキュリティ面について注意している方は少ないのではないでしょうか。
また、そもそもテレワークにおけるセキュリティリスクを知らないという方も多いと思います。そこで本記事では、テレワークにおけるセキュリティの重要性を解説していきます。ぜひ参考にしてください。

目次

1. テレワークとは

テレワークとは、ITツールなどを利用することで企業から離れた場所でも働ける方法です。
テレワークの「テレ(tele)」は離れた場所という意味であり、「ワーク(work)」は働くという意味で、この2つの言葉を合わせた造語がテレワークになります。
日本でテレワークという働き方が広まったのは、新型コロナウイルスの影響が大きかった2020年頃になります。また、テレワークは多様な働き方に対応できるため、新型コロナウイルスが終息した後も利用される可能性が高いです。

働き方改革と労働生産性の向上を目的で導入

テレワークは、働き方改革と労働生産性の向上を目的に導入されている背景があります。
働き方改革では、多様な働き方を選択できる環境づくりが目的になっており、育児や介護を行いながら働く方や海外から働く方、労働力人口の減少のカバーが期待できます。労働生産性の向上では、ITツールを利用することで直接足を運ばずに済む環境や職場になり、業務に集中できるため、業務の効率化が見込めます。
また、災害時やパンデミックが発生した場合にも事業を継続できることやワークライフ・バランスの改善にもつながり、オフィスを最小限に抑えることや交通費の削減といったコスト削減にもつながります。
このようなことから、テレワークは働き方改革と労働生産性の向上などが目的です。

テレワークの影響

テレワークを導入する企業は多いですが、導入による影響は企業によって異なります。
テレワークの導入により、企業の売り上げが向上したという企業もあれば、売り上げが低下してしまった企業もあります。このような差が出てしまう原因として、企業が行う業務の属性が考えられます。
IT業界や小売業界などは、オンラインで業務が行えるため、テレワークと相性が良く、売り上げが向上しやすいです。一方で、商品を生産する業界などは、オンラインで業務を行うことが難しいので、テレワークとの相性が悪く、売り上げが下がってしまいます。
新型コロナウイルスのようなパンデミックが発生した際に、テレワークと相性の良い企業の業績は通常どおりなことが多く、相性の悪い企業の業績は下がってしまいました。
このようなことから、テレワークの影響は、各企業の業務の属性に依存してしまいます。

2. テレワーク導入の際にはセキュリティ対策が重要な4つの理由

テレワークは、多様な働き方が行えるようになるため、相性が良い企業では導入することがおすすめです。しかし、テレワークはインターネットに接続して行う必要があるため、セキュリティ面での対策が必要不可欠になります。
そこでここでは、テレワーク導入の際にセキュリティ対策が重要な理由を解説していきます。
セキュリティ対策が重要な理由は以下の4つです。

  1. 個人情報の漏洩・紛失防止

  2. マルウェア感染防止

  3. フィッシング防止

  4. 不正アクセス防止

それぞれ解説していきます。

個人情報の漏洩・紛失防止

セキュリティ対策が重要な1つ目の理由は、個人情報の漏洩・紛失防止です。テレワークは、インターネットを利用して行うので、安全ではない無料のインターネット回線などを利用してしまうと簡単に個人情報を抜き取られてしまいます。
また、テレワークをカフェなどで行う場合には、パソコンを盗難されてしまうことやデータが入っているUSBメモリを紛失するという物理的なことも考えられます。そのため、テレワークに利用するパソコンなどの機器は安全なインターネット回線を利用し、情報の漏洩・紛失を防止することが重要です。
しかし、物理的な紛失の場合には、対策できることがほとんどないため、パスコードを厳重にし、自分以外解除できないようにするようにしておきましょう。

マルウェア感染防止

セキュリティ対策が重要な2つ目の理由は、マルウェア感染防止です。マルウェアとは、悪意のあるソフトウェアのことであり、感染した機器に有害な作用を与えるものでコンピューターウイルスの1種です。マルウェアに感染してしまうと、機器が通常通りに動作しなくなってしまったり、機器の中にあるデータが抜き取られてしまいます。そのため、セキュリティ対策を行い、マルウェアの感染を防止します。
また、マルウェアに感染してしまう機器の多くは、企業側のものではなく自分の私物のことが多いです。
原因として、企業の機器はセキュリティ対策が万全にされていますが、自分の機器はセキュリティ対策が十分ではないことがあげられます。このようなことから、自分の機器でテレワークを行う方は、セキュリティ対策を万全にしておきましょう。

フィッシング防止

セキュリティ対策が重要な3つ目の理由は、フィッシング防止です。
フィッシングとは、メールやSMSを利用し、不特定多数の機器にURLを送り、アクセスすると詐欺にあうなどの悪影響を及ぼすものです。このフィッシングを利用し、URLからマルウェアをダウンロードさせる方法を行っている方がいます。
しかし、フィッシングはセキュリティ対策を行うことで簡単に対処できます。そのため、セキュリティ対策を行うことでフィッシングの防止につながるので、とても重要です。

不正アクセス防止

セキュリティ対策が重要な4つ目の理由は、不正アクセス防止です。
インターネットには、不正なサイトが多くあり、アクセスするとコンピューターウイルス感染などの悪影響を及ぼします。しかし、セキュリティ対策を行うことで不正サイトへアクセスできなくなる設定ができたり、不正サイトであることが事前にわかったりします。そのため、セキュリティ対策を行うことで不正サイトへのアクセス防止につながるので、重要です。

3. セキュリティ対策の種類

セキュリティ対策の種類は以下の3種類です。

  1. ルールの整備によるセキュリティ対策

  2. 技術的セキュリティ対策

  3. 物理的セキュリティ対策

それぞれ解説していきます。

ルールの整備によるセキュリティ対策

企業側がセキュリティに対してのルールガイドを作成し、それに基づいたテレワークを従業員に行ってもらいます。ルールを従業員に意識させることで、テレワーク以外の業務でも仕事を安全に行えるようになることが期待できます。

技術的セキュリティ対策

技術的セキュリティ対策は、テレワークで利用する機器にセキュリティ対策ソフトなどのツールやアプリをインストールし、セキュリティ対策を行う方法です。

物理的セキュリティ対策

物理的セキュリティ対策は、テレワークに利用する機器の盗難などの物理的要因での情報漏洩や紛失の対策を行う方法です。

4. ルールの整備によるセキュリティ対策

ルールの整備によるセキュリティ対策は以下の3種類です。

  1. ガイドラインの作成

  2. 情報管理のルール作成

  3. 環境づくり

それぞれ解説していきます。

ガイドラインの作成

セキュリティ対策のルールを記載したガイドラインを作成することでセキュリティ対策を行います。ガイドラインを作成する際に自社の企業方針と合っている内容にすることを意識し、ガイドラインの効果がどの程度か定期的に確認することが重要です。

情報管理のルール作成

テレワークでは、企業外で企業の情報を扱うため、情報管理のルールを作成することがとても重要になります。テレワークでの情報管理のルールの例をあげると、パソコンの管理方法やアプリのインストールの可否、電子データの保存方法などです。情報管理のルールがしっかりしていれば、マルウェア感染や不正アクセスの防止にもつながります。

環境づくり

テレワークを行う環境づくりも重要です。
テレワークを行う機器は企業のもののみと決めたり、自宅でのみテレワークが可能というルールを設けることで、情報の漏洩・紛失のリスクを防止できるようになります。また、企業側が決めたルールを従業員全員に共有することがとても重要になりますので、一度会議などを行い、従業員が認識できるようにしましょう。

5. 技術的セキュリティ対策

技術的セキュリティ対策は以下の3種類です。

  1. データの暗号化

  2. セキュリティ対策ソフトの導入

  3. 安全な回線のみを利用

それぞれ解説していきます。

データの暗号化

テレワークの欠点として、社内で業務を行うより、セキュリティ面が甘くなってしまうことです。社外で行うテレワークは、機器の盗難や情報の漏洩・紛失といったリスクと隣り合わせになっています。そのため、最悪の事態が起こった際に対応するためにハードウェア内のデータの暗号化を行うことで、リスクを最小限に抑えることが可能です。

セキュリティ対策ソフトの導入

セキュリティ対策ソフトやアプリを機器に導入することで、不正アクセスやフィッシング、マルウェア感染などのリスクを最小限に抑えられるようになります。
また、コンピューターウイルスは日々進化しているため、導入するセキュリティ対策ソフトやアプリは、アップデートが定期的に行われるものを選択し、有名なものを利用するようにしましょう。

安全な回線のみを利用

テレワークの場合、カフェなどで業務を行うことも可能な企業があります。
しかし、カフェなどで無料で利用できる回線は利用しないようにしましょう。なぜなら、カフェや公共施設の無料の回線は安全性が低く、最悪の場合には情報の漏洩・紛失といったこともあるからです。
そのため、テレワークを行う際には安全性の高い自宅の回線や企業が管理している回線を利用するようにしましょう。

6. 物理的セキュリティ対策

物理的セキュリティ対策は以下の2種類です。

  1. オフィスのセキュリティ工場

  2. 紙やデータの漏洩・紛失の対策

それぞれ解説していきます。

オフィスのセキュリティ向上

オフィスのセキュリティを高めることで、情報の漏洩・紛失のリスクが激減します。
テレワークでは、サテライトオフィスなどを利用することも多く、企業側の機器を用いて業務を行います。そのため、企業側の機器の管理スペースや管理スペースに立ち入った際に書類にサインするといったことを行うことで物理的にオフィスのセキュリティ対策が行えます。
また、企業側のルールに従ってもらうために契約書を交わすことも重要です。

紙やデータの漏洩・紛失の対策

データの漏洩・紛失がセキュリティ面で最も多い問題になっています。
中でも、紙媒体でデータを管理していることによるデータの漏洩・紛失が多いです。そのため、紙媒体のものはできる限り電子化し、セキュリティの高い機器で管理することがおすすめです。
また、紙媒体でデータの管理を行うと、データを出すまでに時間がかかってしまうため、業務を効率化するといったことを考えると電子媒体での管理がおすすめです。

7. まとめ

本記事では、テレワークにおけるセキュリティの重要性について解説しました。
テレワークは、多様な働き方を実現できるため、今後さらに増加していくことが予想されます。しかし、テレワークを行うためにはインターネットを利用することが必要不可欠になり、セキュリティ対策を行わなければ、情報漏洩や紛失といったことが起きてしまいます。
そのため、テレワークを導入する際には、セキュリティ対策を十分に行うようにしましょう。

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