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アウトソースとは?メリット・デメリットや外注との違いについて解説

更新日:

2024/4/12

人材不足で社員の負担が増えている、一人一人の負担が多いため業務品質が落ちている、こんな悩みを抱えている企業は多いと思います。
上記の悩みを抱えている企業は「アウトソース」を一度検討してみてはいかがでしょうか?アウトソースとは、自社の業務を外部に委託することです。
本記事ではアウトソースの意味やメリット、デメリットについて、また外注との違いについてわかりやすく解説します。自社の人材不足や技術不足に悩んでいるなら、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

1. アウトソースとは?

アウトソースとは一部の業務を社外から調達する経営手法のことを指します。同じ意味の言葉で「アウトソーシング」という言葉があります。
業務遂行において、社外の人員や時間などのリソースを利用することができるため、自社のリソースを本来すべきコア業務へと集中して利用することができます。

 

2. アウトソースと外注の違い

アウトソースと外注は外部に業務を委託するという点で似ているので、混在されて使用されることがあります。しかし、アウトソースと外注では次の点で大きな違いがあります。

目的の違い

アウトソースと外注では目的が異なります。アウトソースを依頼する会社は、自社には難しい専門性の高い技術や効率性を得て、成果を得ることを主な目的としています。餅は餅屋ということわざがあるように、その道のプロに業務を依頼した方が高品質な業務を期待できるというわけです。
一方で外注を依頼する会社が最も重要視しているのは、コストや費用をカットすることです。自社で行うと割に合わない部分を外注すれば、人件費などの無駄なコストを抑えることができます。

戦略性の違い

戦略性があるかどうかも大きな違いです。アウトソースは、「企業がコア業務に集中するために、ノンコア業務を外部企業に委託すること」を指します。つまり、利益につながる重要な業務を社員が遂行できるように、それ以外の業務を専門の企業に任せてしまうことをアウトソースといいます。
単に下請けに任せるのではなく、コア業務への集中や業務の効率化などの目的で行われるのが、アウトソースなのです。
アウトソースは戦略的な経営手法の一つなので、戦略性が求められます。ただ単に作業をこなしていくことが目的ではありません。課題を発見し、それを解決することで、更なる企業の成長へとつなげていくことがアウトソースの目的です。よって、アウトソースの依頼先には、高い専門性とコンサルティング力が必要となってきます。
一方で外注は戦略性が求められるアウトソースとは異なり、与えられた業務や納品物の制作だけをこなすことが主な目的となっています。

 

3. アウトソースの需要が高まっている背景

現在あらゆる業界でアウトソースの需要が高まっていますが、その背景には下記2つの要因があります。

 

多角化経営の広がり

ビジネス環境の変化が早くなり、すべての業務を自社のリソースで賄うのはリスクが高くなっています。新規事業の推進のために新たに人材を確保しても、数年で事業の方向性を変更せざるを得ない状況になることも珍しくありません。
このような投資リスクを抑えるためにもアウトソースは有効です。また、アウトソースできる分野が広がったことも活用する企業が増えた理由のひとつです。自社ではカバーできない分野を外部の専門技術で賄うために積極的にアウトソースする企業が増えてきました。

 

人材不足

少子化に伴う若年労働者の減少などが原因で、各社が採用できる人員に限りがある一方、事業の多角化に伴い仕事量が増える企業が多くなってきました。
そのため、人材不足の補完や社員の残業時間短縮を目的に、一部業務をアウトソースする企業が増えました。

4. アウトソースに適した業務

アウトソースできる業務は、ノンコア業務やルーティンワークなどです。企業戦略の立案や意思決定に関する業務はアウトソースしない方が良いとされています。会社が競争力をつけ、利益を上げるための根本とも言えるので、コア業務は自社で行うようにしましょう。
それではアウトソースに適した業務の具体例を紹介していきます。

営業

営業は、アウトソースに適した業務であるといえます。営業には、自社には無いノウハウや、経験豊富な営業マンによる指導・改善などが求められるからです。アウトソースすることにより、外部の経験豊富な知識を有効に活用できますので、自社の成長に直接結び付くといえます。

経理・事務全般業務

毎月の給与計算や労務管理などをアウトソースするところも少なくありません。毎月のルーティンワークですので、一度教育すればそのまま継続して依頼できます。
もちろん、ほかの経理や会計に関する事務処理も任せられるので、自社の総務部や経理部の人員を抑えながらの経営維持ができるでしょう。

人事

採用や研修などの人事業務も、アウトソースに適しています。新入社員の採用や研修をプロにアウトソースすることで、より優秀な人材の獲得や人材の育成を行うことができます。

総務

​​企業が抱える多種多様な業務をこなす総務業務も、アウトソースに適しています。業務の種類が豊富な総務部ですが、その業務の多くが備品の管理や郵便物の受け渡しなどのノンコア業務であり、アウトソースすることで正社員をより価値が高いコア業務に集中させることができます。

 

5. アウトソースのメリット

自社の業務をアウトソースすることにより次のメリットがあります。

 

自社のコア業務に集中できる

ノンコア業務を外部に委託するため、自社の社員はコア業務に集中できます。例えば新規事業立ち上げ時、新規事業に集中したい場合は既存事業の業務を外部委託し、新規事業に人員を集中させることが可能となります。
また毎月のルーティンワークである給与計算や給与の支払いといった業務をアウトソースすることによって、ノンコア業務に割いている時間を削減でき、コア業務に時間を割り当てることができます。

 

人材不足を解消できる

人材が足りない場合でも新しく人を雇う必要がなく、人材不足の解消や採用や人件費にかかる余分なコストを排除できる点もメリットの一つです。外部の専門家が業務を担当することで、ミスや不正会計などを防ぐ効果も期待できます。

 

業務の品質と効率が向上する

アウトソースを取り扱う企業の多くは、その業務に従事できる十分な知識や専門性をもった人員を揃えています。
そのため、自社内でそのノンコア事業を行なうよりも外部委託を行なったほうが、業務が効率化するというメリットや、業務品質が向上するといったメリットが得られることも少なくありません。
また、納期がある業務については納期通りに安定した品質で納品されるため、経営戦略どおりに進めやすくなります。

 

6. アウトソースのデメリット

業務をアウトソースすることはメリットだけでなく、デメリットもあります。次のデメリットがあることを考慮して業務をアウトソースしましょう。

 

情報漏洩のリスクがある

業務の中には、人事業務や顧客情報を取り扱う業務など、個人情報に関する業務もあります。社外秘の情報が外部に漏洩してしまうリスクも考えなければいけません。
業務をアアウトソース場合には、アウトソースを取り扱う企業のセキュリティレベルを確認した上で、委託するかどうか判断するようにしましょう。

 

自社にノウハウが蓄積されない

アウトソースすることによって社員がその業務を担当することがなくなりますので、業務負担が軽くなる一方で「経験値を高められない」というデメリットも生じます。
いずれは内製化しようと考えている業務がある場合はもちろんのこと、アウトソース先の企業が急に倒産するなどのリスクを考えて、ある程度自社内でも情報を把握するようにしておくことを推奨します。

 

委託した業務の業務状況が把握しにくい

アウトソースすると仕事に直接関わる機会が少なくなるため、業務プロセスを把握しにくいというデメリットもあります。業務フローを追うことが難しくなるため、何か余計なコストがかかっていたり、ミスの発見をしづらくなったりします。このような事態を避けるため、アウトソース先の企業とはこまめに連絡を取るようにしましょう。

7. まとめ

本記事ではアウトソースの意味やメリット、デメリットについて、また外注との違いについて解説しました。
本記事を参考に、自社でアウトソースする必要がある業務を整理した上で、サービスを利用するようにしましょう。

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