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iDeCo金融機関の比較ポイントを解説!証券会社・保険会社・銀行

更新日:

2024/4/16

老後の資産形成に役立つとして注目を集めている個人型確定拠出年金、通称iDeCo。iDeCoは、1人につき1つの口座しか開設することができないうえ、証券会社・保険会社・銀行と取り扱っている金融機関は多数あり、どのように選べばよいか迷う人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、iDeCoの金融機関を選ぶ比較ポイントを解説し、それに合わせて楽天証券・野村證券・日本生命保険(ニッセイ)・三井住友銀行と、4つを例に比較、紹介していきます。

目次

1. iDeCoについて

確定拠出年金とは

確定拠出年金とは、米国における401Kを参考にして創設された制度であり、拠出された掛金を加入者自らが運用し、その運用結果に基づいて給付額が決定される年金制度です。掛金額(=拠出額)が決められている(=Defined Contribution)ことから、確定拠出年金(DC)と呼ばれています。
確定拠出年金は、積立時、運用時、受取時の3つのプロセスで税制上の優遇措置が設けられており、大きな節税効果が期待されるため、多くの人が活用している制度です。

参照元:確定拠出年金のしくみ|年金Q&A|企業年金連合会

iDeCoとは

確定拠出年金は、企業型年金と個人型年金の2つのタイプがありますが、そのうち個人型年金が通称iDeCoです。企業が掛け金の一部を負担してくれる企業型と異なり、iDeCoは、加入者自らがすべての掛金を拠出します。一方、企業が契約した金融機関の中からしか投資対象となる商品を選ぶことができない企業型とは対照的に、商品ラインアップの異なる多数の運営管理機関の中から、加入しようとする個人が運用商品を含めたサービス内容を比較して運営管理機関を選ぶことができます。

2. iDeCoの金融機関を選ぶポイント

iDeCoは証券会社、保険会社、銀行など、口座開設できる金融機関は多数ありますが、1人につき1つの口座しか開設できません。そのうえ取扱商品や手数料もそれぞれ異なるため、ポイントを比較検討して、自分の投資スタイルに合った運営管理機関を選ぶ必要があります。

①運用コスト

iDeCoで投資するにあたって、加入時手数料・運用手数料・受取時の手数料などさまざまな手数料がありますが、運用手数料は各金融機関によって金額が異なります。月額数百円の小さな差ですが、30年以上の長期なら10万円と大きな差が生まれてくるので、手数料の金額は非常に重要です。
また、iDeCoで運用できる商品は、原本変動型と呼ばれる投資信託と、元本確保型と呼ばれる定期預金・保険がありますが、長期運用を前提とするなら投資信託を選ぶ人も多いでしょう。投資信託の場合、信託報酬も運用コストとなるため、信託報酬の年率もチェックが必要です。

②商品ラインナップ

長期の資産運用は投資対象を分散させることも重要であるため、投資先を幅広く選べるかという点も非常に重要です。国内株式、海外株式、国内債券、海外債券、不動産などの資産クラスのみではなく、アクティブ運用からパッシブ運用まで商品ラインナップが多く幅広いほど年齢や目的に合わせて、運用の選択肢が広がります。

③サポート体制

はじめての資産運用の場合、わからないことも多いのでサポート体制が充実しているかどうかも重要なポイントです。相場状況や商品をどのタイミングで買うべきかわからない場合、セミナーに参加するなどして投資の知識を身につけることもできます。

3. iDeCoの金融機関4つを紹介

証券会社・保険会社・銀行から、4つの金融機関をピックアップしてそれぞれ比較・紹介します。

楽天証券

楽天証券は、楽天グループが運営するネット証券です。運用手数料は積立時171円と安く、コストを抑えた投資ができます。商品ラインナップも32本と比較的多く、うち信託報酬が0.3%以下の商品は11本と、信託報酬の面でも低コストな投資が期待できます。サポート体制も充実しており、さらに楽天証券口座があれば年金資産と証券資産をまとめて管理可能というメリットもあります。

加入時手数料(初回のみ)

2,829円

運用手数料(毎月)

積立を行う場合:171円
積立を行わない場合:66円

移す時の手数料

4,400円

受取時の手数料

440円

商品数

32本

信託報酬が0.3%以下の商品数

11本

サポート体制

ニューズレター(紙):◯
セミナー(WEB):◯
セミナー(対面):◯
顧客に応じたメール:◯

楽天証券でイデコを始める前に知っておきたい3つのこと(商品と手数料とサポート)|個人型確定拠出年金ナビ「iDeCo(イデコ)ナビ」

野村證券

創業から100年近い業界最大規模の証券会社である野村證券です。運用手数料は積立時171円と安く、商品ラインナップ32本のうち、信託報酬が0.3%以下の商品は10本と、低コストな投資が期待できます。商品ラインナップもESGやSDGs関連ファンドも加えた幅広く取り揃えられています。

加入時手数料(初回のみ)

2,829円

運用手数料(毎月)

積立を行う場合:171円
積立を行わない場合:66円

移す時の手数料

-

受取時の手数料

440円

商品数

32本

信託報酬が0.3%以下の商品数

19本

サポート体制

ニューズレター(紙):◯
セミナー(WEB):◯
セミナー(対面):◯
顧客に応じたメール:◯

野村證券でイデコを始める前に知っておきたい3つのこと(商品と手数料とサポート)|個人型確定拠出年金ナビ「iDeCo(イデコ)ナビ」

日本生命保険

生命保険業界で最大手の日本生命保険です。運用手数料は積立時490円と、証券会社2社と比べると高く設定されていますが、商品ラインナップ26本のうち、信託報酬が0.3%以下の商品は19本と、信託報酬の面では低コストな投資が期待できます。サポート体制は比較的充実していませんが、旅行・ショッピング・映画等を優待価格で利用可能という点は大きなメリットです。

加入時手数料(初回のみ)

2,829円

運用手数料(毎月)

積立を行う場合:490円
積立を行わない場合:385円

移す時の手数料

-

受取時の手数料

440円

商品数

26本

信託報酬が0.3%以下の商品数

19本

サポート体制

ニューズレター(紙):
セミナー(WEB):
セミナー(対面):
顧客に応じたメール:

日本生命保険でイデコを始める前に知っておきたい3つのこと(商品と手数料とサポート)|個人型確定拠出年金ナビ「iDeCo(イデコ)ナビ」

三井住友銀行 標準コース

メガバンクの一角である三井住友銀行です。運用手数料は積立時431円と、証券会社2社と比べると高く設定されており、商品ラインナップ29本のうち、信託報酬が0.3%以下の商品は10本と、信託報酬の面でも低コストな投資は期待は低いと思われます。サポート体制は比較的充実しており、条件を満たせばiDeCoへの移換でVポイントをプレゼントされる点もメリットです。

加入時手数料(初回のみ)

2,829円

運用手数料(毎月)

積立を行う場合:431円
積立を行わない場合:326円

移す時の手数料

-

受取時の手数料

440円

商品数

29本

信託報酬が0.3%以下の商品数

10本

サポート体制

ニューズレター(紙):◯
セミナー(WEB):◯
セミナー(対面):◯
顧客に応じたメール:◯

三井住友銀行(標準コース)でイデコを始める前に知っておきたい3つのこと(商品と手数料とサポート)|個人型確定拠出年金ナビ「iDeCo(イデコ)ナビ」

4. まとめ

本記事では、iDeCoの金融機関を選ぶにあたっての比較ポイントについて紹介してきました。iDeCoの口座を開設するのは1人につき1つの口座に限られていますので、今回解説した内容をもとに、慎重に金融機関を選び、自分にあったiDeCoの活用をしてみてください。

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