更新日:
2024/4/12

長引くコロナ禍の影響で、在宅勤務で仕事をするというスタイルが定着してきました。でも本来リラックス空間であるはずの自宅では仕事に集中できない、とお悩みの人も多いと思います。
そこで今回の記事では、在宅勤務で集中できない要因を探り、改善の方法をお伝えします。
在宅勤務で集中できない最大の要因は、自宅はリラックスすべき空間だから、ということです。自宅にはリラックスするためのモノがたくさんあります。たとえばテレビがそうです。筋トレが趣味の人はその道具があるかもしれません。
また家族のいる人は、家族との語らいも大事にしたいでしょう。上司や同僚の目がなく緊張感を得にくい環境のため、仕事に集中するには一定の努力が必要です。
集中できない要因を排除し、在宅勤務の環境を改善するためには、まずご自身がどのような要因に弱いのか、その特徴を知ることから始めるといいかもしれません。
オフィスという特別な空間にいないときに、集中力の邪魔をするさまざな誘惑に打ち勝つことは、容易なことではありません。
まずは、在宅勤務における誘惑に惹かれやすい人の特徴を考えてみましょう。
オフィスにおいては始業時間/就業時間が決まっており、その間は集中して仕事をすることが求められます。
在宅勤務の場合も始業・終業を個人が勝手に決めるということはできませんが、出勤報告をした後に二度寝しても会社には分からない、という状況は大いにあり得ます。その状況に甘えてつい二度寝してしまう、ということはありがちなことですね。
在宅勤務だと人の目がありませんから、つい服装はなんでもいいということになりがちです。着替えるのが面倒だと感じてパジャマのまま仕事をしてしまう、なんてことはありませんか?
在宅勤務の場合は、朝、決まった時間に起床して準備をし、決まった時間の電車に乗る、などといったルーチンがあいまいになりますから、つい夜更かしをしてしまうということが起こります。それが昂じて昼夜逆転してしまった、という人もいるかもしれません。
「やらされ仕事は4か月しかもたないが、やりたいことは4年続く」という言葉がありますが、仕事の多くは「やらされ仕事」と感じることが多いと思います。そうなると飽きるのも早いのでつい睡魔に負けてしまうということもあるでしょう。
仕事に飽きてつい惹かれしまうのは睡魔だけではありません。間食もそのひとつ。間食をするとストレスが解消されたような気になるので、そばにあったお菓子に手が伸びてしまうということもあるかと思います。
適度な間食はそれこそストレス解消になっていいのですが、過度になってくると集中力を削ぐ結果になってしまいます。
内的要因は個人の気づきと努力で克服できるかもしれません。しかし外的要因の場合は難しいことも多いでしょう。
そこで外的要因によって集中できない人の特徴をあげてみます。思い当たる節はあるでしょうか?
家族との団らんは大切にしたいものですが、仕事に集中したいときには妨げの要因になります。とくに相手が子どもの場合は、ちゃんと向き合ってあげないとその子の成長に悪影響を与えるかもしれず、悩ましいところですね。
集中力に意外に大きな影響を与えるものに、住環境があります。
照明が最適でない、近所が工事中でうるさい、モノが散乱していて気が散るなど、意識しなくても影響は大なのです。少し気をつければ何とかなるものもありますが、外部の騒音などは自分ではどうしようもないので、そういった場合は困りものですね。
仕事に関係あるメールや電話連絡は見落とすと大変なことになりますので、注意が必要です。事と次第によっては即時対応しなければならない場合もあり、目の前の仕事より優先しなければならないこともあるでしょう。
仕事に飽きてきたころにメールが届くと、その優先順位が低いものであっても仕事を投げ出してメールに夢中になってしまう、ということもあるかもしれません。
スマートフォンやテレビはとても強力です。たとえビジネス関連の番組で自分に関係する内容だとしても、一度そちらに注意をむければ再度集中力を取り戻すのに時間がかかります。
在宅勤務時の「仕事に集中できない要因」をピックアップすることで 、その改善方法も見えてきたのではないでしょうか。
なかには容易ではないものもありますが、生活習慣を変える、環境を変える、家族の協力を頼むといった努力で、たいていのことは改善できます。
習慣はとても強力な武器です。習慣を守り規則的な生活をすることで、仕事への集中をたすけることがあります。
在宅勤務で仕事をする場合は時間の裁量権が自分にあるので、つい甘えがちになってしまいます。でも、そこをあえて会社に行くのと同じ時間に起き、通常の始業時間に合わせて仕事を開始することを目指してみてはどうでしょうか。もちろん就寝時間もそれに合わせていつも通りにします。また仕事開始時には服装もきちんと整えます。
そうすることで、身体は自然と「仕事モード」になり、集中力も高まります。
テレビやラジオ、大好きな雑誌など、心惹かれそうなものは極力身近なところにはおかないようにしましょう。仕事に飽きてくると、どうしてもそういったものに目が行ってしまいます。おいしそうなお菓子なども、目につかないところに置きましょう。そばにあるとつい手が出てしまいます。
スマートフォンも、もし使う必要がないのであれば見えないところに置いておくのもいいでしょう。スマートフォンがあるとついSNSや動画を見がちです。スマートフォンを目に触れないところに置くことで、仕事への集中力が増します。
できることなら、狭くていいので自分専用の仕事部屋が確保できるといいですね。テレビなどのつい惹かれてしまう物を排除できますし、照明の明るさや集中できるBGMなどを自分の好みに合わせられます。
それが難しい場合には、家の中に自分専用のスペースをつくりましょう。壁に向かって座り、目の前にホワイトボードなどを架けて予定表や目標などを書いておくことで、集中力が高まります。
人間は長時間だらだらと作業を続けると脳がつかれて、効率が悪くなってくるといわれています。長時間作業の末、仕事に飽きてくるというのも当たり前のことですね。
これを避けるには、一定時間仕事をしたら数分間休むということを習慣づけるといいです。たとえば、25分間仕事をしたら5分間休み、そしてまた25分間仕事をするというような。
「ポモドーロ・テクニック」をご存じでしょうか。「25分作業+5分休み」を1ポモドーロという単位とし、4ポモドーロごとに30分休むというテクニックです。これにより脳は適度な休憩によって活性化し、効率的に作業ができるといいます。
参考:集中力を高める!「ポモドーロ・テクニック」とは
ポモドーロ・テクニックをタイマーなどを使って行ってもいいのですが、専用のポモドーロアプリも存在します。筆者は「Focus To-Do」というアプリを使っています。
何時ごろ何をするということを決めるのも有効です。
午前中は、睡眠をとった後なので脳の疲れもあまりありません。そこでクリエイティブな仕事を、午後は疲れてくるので単純作業を、という時間の使い方も一法です。
また、ウォーミングアップもかねて、まず軽い仕事から始めて調子をつけ、調子に乗ってきたら難しい仕事に取り掛かるという方法もあります。
しかしながら、これらの努力ではどうしようもないものもあります。仕事時間中に家族がいる場合は、なんだかんだと話をする機会が多くなりますし、ペットなどがいる場合にはそばに寄って来たり、どうかするとキーボードなどに乗っかったりします。可愛いのですが仕事をするには困った存在です。
こんな場合は、家族と話し合いをして一定時間外出してもらうというのはどうでしょう。あるいは、ご自身がお気に入りの喫茶店や貸しオフィスなどを利用するというのも手です。
コロナ禍で定着した在宅勤務という仕事のスタイルは、パンデミックが収まっても残る可能性があります。この仕事のスタイルで集中できないとなると、仕事のパフォーマンスが落ちて評価に影響が出るかもしれません。
集中できない要因はさまざまです。この記事をヒントに阻害要因を探り当て、習慣や環境の改善をしていただければ幸いです。
総務・ファシリティマネジメントの価値を最大化させる
資料やセミナーを提供しています
RECOMMEND
おすすめ記事
2023.01.15
郵便局の私書箱とは?利用するメリットや注意すべきデメリットを解説
郵便物の転送や保管に便利な郵便局の私書箱をご存じでしょうか。利用することで、郵便物を即座に回収できることや誤配・盗難のリスクが減少するな...
2022.01.22
郵便物の再配達依頼方法や時間の確認方法について解説
郵便局からの不在票が入っていた場合の再配達の依頼方法や荷物の受け取り方法についてご存じでしょうか?本記事では郵便物の再配達について解説す...
2022.08.06
郵便局のe転居とは?3ステップでわかる手続き方法
オフィスや事務所を移転した場合、わざわざ郵便局の窓口まで足を運んで転居手続きをするのが面倒、と感じる方も多いのではないでしょうか。このよ...

Tag